求人コラム

ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)とは?

近年、「ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン」という言葉をよく聞くようになりました。
特に、企業におけるダイバーシティ(=多様性)の推進はますます重要視されています。
我々ワールドシェアセリングでも、多様なバックグラウンドや価値観を持つ人材が集い、それぞれが持つ強みを活かしながら活躍できる環境づくりを進めています。
今回はこのダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンという言葉の意味と重要視される背景などについて解説したいと思います。

ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンの意味

まず、ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンの意味について明確にしましょう。 ダイバーシティは日本語に訳すと「多様性」という意味です。性別、年齢、国籍、障がいの有無、性的指向、価値観など、さまざまな違いを持つ人々が共に働くことを指します。 エクイティは日本語に訳すと「公平性」です。多種多様な人材がより高いパフォーマンスを出せるよう、それぞれに合わせた支援を行うことなどを指します。 インクルージョンは日本語に訳すと「包括」です。 組織に所属する誰もが「その組織に受け入れられ、認められていると実感できる状態」を指します。

 

重要視される背景

多様なバックグラウンドや視点を持つ人材が集まることで、組織の競争力を高め、新しい価値を創出する土壌が生まれます。しかし、それを実現するためには、単に多様性を取り入れるだけでは不十分です。重要なのは、その多様性を組織全体で活かし、全てのメンバーが自分らしく活躍できる環境を作ることです。 多様な視点や価値観を取り入れることは、製品やサービスの向上、これまで見落とされていたニーズへの対応など、様々なメリットがあります。

 

建設業における女性活躍の推進

建設業界では近年、「女性活躍推進」が重要なテーマとなっています。これまで「男性が多い職場」というイメージが強かった建設業ですが、少子高齢化や労働力不足の中で、女性の力を活かす取り組みが注目されています。では、なぜ女性の活躍が今必要とされているのでしょうか?

① サービス創出に寄与

女性ならではのアイデアや細やかな視点から現場の整理整頓がすすみ作業効率があがるなど 男女が共に働くことで、異なる価値観や考え方が交わり、より広範な視点で物事を考えることができ、斬新なアイデアが産まれることもあります 例えば、女性の視点を取り入れて、現場の休憩スペースやトイレの環境改善がなされた例も。 女性作業員が快適に使える更衣室やトイレの設置、また、温度調整や清潔感を考慮した休憩エリアの整備などです。こうした細やかな配慮は、男女問わず、全従業員にとって働きやすい環境作りにもつながります。 また住宅設計やリフォームサービスなどにもおいても女性ならではの意見が活きています。 例えば、キッチンや収納スペースの使いやすさ、家事導線を考慮した間取り提案など、細部にわたる配慮が反映されたサービスです。 家事や育児を経験し気づいたニーズを取り入れることで、お客様にとってより魅力的な住まいを提案できます。 ヒット商品はこのような気が付かなかった「当たり前」から産まれます。

② 働きやすい職場環境の整備

男女双方が働きやすい環境を整えるための取り組みは、結果的にすべての従業員にとって働きやすい職場作りにつながります。例えば、ワークライフバランスを重視した柔軟な働き方や、育児支援制度の充実は、男女問わず、幅広い従業員のニーズに対応できる環境を提供します。

弊社も、今後多様なバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用予定です。 全ての社員が自分の個性を尊重されて、男性だから、女性だからと特別扱いするわけでなく、だれもが公平に活躍できる組織となるよう取り組んでおります。

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