一般工法

GENERAL CONSTRUCTION BUSINESMETHOD

適正な改良工事会社の迅速な手配を

その地盤に適した地盤改良工事の工法を得意とする改良工事会社を手配致します。

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一般工法の種類

柱状改良工法

セメント系固化材を水と混ぜてスラリー状にして、地盤内にポンプで注入し、攪拌翼によって科学的に固化して改良柱体を造成するものである。

掘削は攪拌翼を地中で回転及び上下させ、スラリーと軟弱土の混合・攪拌を行う事により地盤内に改良柱体を築造し、地盤の安定を図る工法である。

柱状改良工法の特徴

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  • ● 7~8mまでの深度では他工法よりも低コストである
  • ● 工期が短い(一般的な戸建住宅であれば1~3日間)
    一番多く採用される工法である。

砕石杭工法

砕石パイル工法は、掘削した穴に直径20~40mmの天然砕石を入れ、圧力を掛けながら、掘削底面及び側面に砕石を十分にくい込ませる工法であるため、必ずしも強固な支持層を必要とせず、人工的に支持層を形成することができます。

砕石杭工法の特徴

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  • ● セメントの製造過程でCO2を排出する従来の工法と比べて、
    CO2の排出量を大幅に削減できる
  • ● 土壌や環境への影響が少ないため、健康被害が出ず、
    土地の資産価値を守ることができる
  • ● 地下水が多い地盤、セメントが固まりづらい有機質土の
    地盤、六価クロムの排出が懸念される火山灰の地盤など、
    他の工法では施工が難しいとされる地盤にも対応できる
  • ● 長期的に強さを保ち続けることができる

PP(ピュアパイル)工法

小規模建築物を対象とする杭状地盤補強工法。
セメントミルクを地中でそのまま杭状に固化させるため、地盤種別によらず高品質で高支持力を発揮する、安心確実な工法である。

シンプルな施工法のため、ハイスピードな施工が可能で、従来方法(湿式 柱状改良工事)に比べ、工期短縮が可能である。

PP(ピュアパイル)工法の特徴

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  • ● 高強度・高品質
  • ● 腐植土地盤に適用できる
  • ● 残土が発生しない
  • ● 低コスト

鋼管杭工法

軟弱層が比較的厚く、通常の混合処理では施工が難しい場合などに、小口径鋼管を地盤内の支持層まで打設して、建物荷重の支持杭として利用するものである。

鋼管杭工法の特徴

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  • ● 杭を回転、貫入させるため振動、騒音が少ない
  • ● 非セメント系の工法のため有機土等、固化不良の懸念が
    ない
  • ● 改良深度は10m程度までが一般的である
  • ● 削孔により排土がほとんどないため、残土処分の必要が
    ない
  • ● 地下水の影響をほとんど受けない
  • ● 支持地盤が傾斜していても対応可能である
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お客様から多く寄せられるご質問にお答えしています。
お問い合わせいただく前に一度ご確認ください。

改良工事について

【地盤改良工事】とは何ですか?

建築物を建てる際、安定性を保つため地盤に人工的な改良を加えるための工事のことを指します。地盤は土または岩石によって構成されていますが、大抵は軟弱地盤の下に良好、強固地盤があります。
耐震性能の高い家でも、地盤が弱ければ、家は揺れたり歪んだり、沈んだりしてしまいます。
当社では、第三者の目で地盤調査を実施し、必要に応じて適切な改良工事の選定を行います。

施工期間はどれくらい日数がかかりますか?

地盤調査の解析結果、改良工事の工法によって異なりますが、およそ1~3日となります。
改良工事の施工後は、【施工報告書】を報告、提出致しますのでご安心ください。

改良工事が不要な土地を見つける事は可能ですか?

当社では、旧版地形図や周辺の地盤状況、改良判定率を保持しています。土地購入の参考資料として提供する事が可能です。是非、お問合せ下さい。
ただ、注意しないといけないのは、地盤は、30m離れると変わっている事があります。また、全面道路との高低差や擁壁、埋め戻ししたばかりの地盤は強度が違う為、資料だけでは解らない事があります。